ETCカードを挿入し読み取る本体と、料金所のETCゲートとの通信を行うアンテナが分かれているのが、アンテナ分離型のETC車載器です。
また、アンテナ分離型ETC車載器の中でも料金所を通過した際、ETCのデータのやり取りの状況を音声で知らせてくれるタイプと、ブザー音でのみ教えてくれるタイプに分けられます。この点は好みにもよるのでしょうが、音声で知らせてくれるタイプの方が、料金など細かい内容が分かるのでオススメです。
さらに、このアンテナ分離型は、スピーカーが本体に内蔵されているタイプと、スピーカーが別になっているタイプがあります。この辺りは設置の希望の位置により、スピーカー内臓がいいのか、別の方がいいのかが分かれるところでしょう。スピーカーが別になっているタイプでは、取り付け作業の手間が増えるため工賃が若干高くなります。
機械や車にに詳しい場合ならば、自分でもできる作業なので、インターネットなどで取り付けの方法を調べながら自分で取り付けるのもオススメです。
アンテナ一体型との相違でもあるのですが、アンテナ分離型はアンテナが分離しているだけに車内にすっきりと収められるという利点があります。本体はダッシュボードや足元に隠せるのです。また運転中にETCカードが装着しやすい位置に設置もできるのです。これが1つに、設置のアンテナ分離型の利点です。
できれば、取り付け工賃も安くありませんので、自分で取り付けられると良いでしょう。セットアップにも機種によっては費用がかかりますので、初めの自分のETC導入の予算と相談して、どのようにするかを見直すと良いかもしれません。