自動車保険の加入には、代理店やディーラーで加入するタイプと電話やインターネットで加入するダイレクトタイプの方法があります。
一般に、はじめて新車を購入する場合は、ディーラーが任意保険の加入手続きまでやってくれます。ディーラーの場合、点検整備などのアフターケアとともに、顔なじみの営業マンが保険の更新時期になると知らせてくれます。自分のメーカーのクルマの時価額などを心得ているので、車両保険を保険金額や免責額などを設定する際には、適切なアドバイスをしてもらえます。
ディーラーでの申し込みの場合、別のメーカーやディーラーで、クルマを買い換えたり、引っ越しなどで、以前のディーラーと疎遠になると、保険の手続きや、事故の際に連絡しづらく感じることがあるかと思います。(気にしなくても、よいことなのですが…)
保険代理店は全国に30万店舗もあると言われ、ホームページや電話帳で調べれば、家の近所で見つけることが可能です。
代理店で加入する場合には、クルマの車体番号やナンバーの番号が必要です。車検証やそのコピーを持参します。契約したその日から、保険が有効になりますが、新車を購入して、まだクルマが届いていない場合には、納車日から有効にしてもらえます。
代理店は、保険のプロですから、こちらが疑問に思ったことを何でも聞いて、納得した上で加入できますし、万が一の事故の際にも、きめ細かいケアを受けることが期待できます。
一般に、ディーラーや代理店での自動車保険の加入は、インターネットや電話で加入するダイレクトタイプの保険に比べて、割高だと言われます。保険会社との間にディーラーや代理店が入るために、どうしても人件費がかかることが、その理由だと言われます。
保険に加入するための、準備や手間が省けたり、営業マンと信頼を築きながら、もしもの事故の際の安心をもとめるならば、ディーラーや代理店での加入はよい選択肢だと言えるでしょう。
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