洗車の基本は上から順にですが、タイヤ・ホイールに関しては、タイヤハウスと一緒にボディーより先に洗ってしまうことをオススメします。
ここでは、ごく一般的なアルミホイールの洗い方を紹介します。ホイールの種類によっては当てはまらない場合もあります。
一般的なアルミホイールの手入れ方法としては、カーシャンプーを規定量で希釈したものを使用して洗車用のブラシあるいは洗車用スポンジで洗っていきます。
スポンジの方が傷はつきにくいのでボディとは別にスポンジをご用意することをすすめます。
アルミホイールの表面もボディーの塗装のように劣化していきます。保管する際は直射日光の当たらない場所を選んでください。
ホイールクリーナーできれいにして、無機系のホイールコートで表面保護をすると劣化予防にもなり、キレイが保てます。
タイヤを先に洗う理由は、タイヤ周りの泥汚れは、先に落としておいたほうが、洗車傷を発生させるリスクを減らすことができるからです。
泥汚れをスポンジに含ませてしまわずに済みます。また、洗った後の乾燥でシミができたり汚れの再付着を気にする必要もありません。
なので、タイヤをタイヤハウスを高圧洗浄するついでに先に洗ってしまい、ボディーの洗車後にクリーナー・コーティングで仕上げるという手順が効率的といえます。
まずはタイヤハウス内側を洗います。足回り洗車時に、タイヤハウス内側も汚れを飛ばしておけば必要ありません。
この部分はタイヤが跳ね上げたもの全てが付着しています。できれば固めのブラシで擦って洗ってしまいましょう。
洗車に使用するカーシャンプーを規定値で希釈したものを使い、ブラシで比較的強く擦って洗っても問題ありません。中には家庭用の中性洗剤を使用したり、洗浄・脱脂性能の高いタイヤクリーナーを使用したりする人がいますが、洗浄後にタイヤコートを使用し保護したほうが劣化を防げます。
タイヤコートをかけるタイミングはボディーの洗車やワックス、コーティングをかけ終わった頃。タイヤが乾燥していることを確認してください。
クリーナーはクリーナー、コーティングはコーティングとして選んで使用してください。
兼用タイプもありますが、クリーナーとコーティングに求められている効果は逆といわれていますので、ご留意ください。