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ユーザー車検体験談

体験談で確認するユーザー車検の流れ

 3月某日、愛車レガシィ・アウトバックの初めての車検を、東京都多摩自動車検査登録事務所でユーザー車検を受けてきました。

 

 多摩事務所の場合、「継続審査申請書」「自動車検査票」「自動車重量税納付書」と申請書・納付書に添付する「手数料印紙」「重量税印紙」は検査場近くの財団法人陸運協賛会で購入できます。レガシィ・アウトバックの重量税は3万円です。

 

 検査ラインに入る前に4灯式のヘッドライトは、ロービーム側をガムテープや厚紙を使って目隠しします。(これを怠ると、光軸調整不良で不適になるそうです。)また、外観のチェックでは、ホイールナットの締め付け具合を診るので、ホイールキャップを装着しているクルマは、予め外しておかないといけないそうです。

 

 レガシィ・アウトバックはフルタイム4WDなので、多摩では5番・6番のラインのどちらかに並ぶことになります。今回は6番に入りました。

 

第1ブロック:同一性の確認と外観検査

・自分でボンネットを開いて、係員に車検証の車体番号とクルマのシリアルプレートの車体番号の確認を受けます。

・スモールライト、ヘッドライト、ウィンカー、ハザードランプ、ブレーキランプ、バックランプ、ホーンの作動をチェックされます。

・係員がクルマの周囲を回って外観をチェックします。

 

第2ブロック:サイドスリップ・ブレーキ・スピードメーター

第1ブロックの検査が終了したら、ラインに入ります。黄色のラインに沿ってクルマを進めます。停止の指示が出たら、エンジンをかけたまま停止します。

・電光掲示板の「進め」の表示が出たら、ゆっくり進みます。

・続いて、ブレーキテスト、スピードメーターテスト、ヘッドライトの光軸テストを受けます。マルチテスターという黄色いローラーの上にクルマを止めます。

・前輪ブレーキ、光臨ブレーキ、サイドブレーキの順に検査を受けます。

・ヘッドライトの光軸テストは、テスターのローラー上でクルマを走らせて、時速40km になったときにパッシングライトで合図します。

 

第3ブロック:光軸テスト

・光軸テストは、テスターで左右のハイ・ローを測定されます。

・クルマをローラー上から所定の位置に移動させて、停止します。

 

第4ブロック:排ガス測定

・電光掲示板に「排ガス測定 ブローブを入れる」と出るので、車から降りてブローブ(検査棒)をマフラーの中に入れると自動計測されます。

・ここで、ライン横にある自動記録機に自動車検査票を入れて、結果を記録し、次の検査へ進みます。

 

第5ブロック:下回り・がたつき

・「下回り検査」のピットにクルマを入れて、停止版に前輪を入れます。エンジンを止めてギヤをニュートラルにします。電光掲示板の指示に従ってブレーキを操作します。検査員がクルマを前後左右に揺らして、ガタツキを検査します。

・下回りとがたつきの検査を終えて、クルマを移動し、検査記録機に自動車検査票を入れて下回りの検査結果を記録します。

・「自動車検査票」「継続審査申請書」「自動車検査証」「自動車重量税納付書」「自賠責保険証(新旧両方)」「自動車納税証明書」「定期点検整備記録簿」を総合判断室に提出し、全ての検査項目について、不合格がなければ、合格印をもらいます。

・多摩事務所では、6番窓口で新しい車検証と車検票(ステッカー)を交付してもらって無事終了でした。

 

 

 新車購入後、初めての車検ということもあって、日常点検程度の点検・整備でも不合格箇所は見つかりませんでした。ラインにかかる時間は15 分程度で済み、自分でもスムーズに車検を受けられたと思います。

 
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